任意売却とは?

任意売却とは、債務者(一般的に売主のこと)がローンを支払えなくなった場合に、債権者(金融機関・保証会社・サービサー等)の合意のもとで、所有者の意志にもとづいて適正価格にて自宅などの不動産を売却することです。万一、競売になってしまうと所有者の意志には関係なく強制的に、市場価格を大幅に下回る金額で売却処分されます。
「任意売却」は文字通り、所有者の意志(任意)で売買することが可能です。
不動産会社にとって、任意売却は債務者の負担を少しでも軽くすることが出来る、社会貢献度が高いビジネスです。

実務上、求められるものとは?

「任意売却」は不動産業務の中でも、特に専門性が高く、通常の不動産売買の知識だけでは対応できません。

「任意売却」は不動産業務の中でも、特に専門性が高い!

※本来、任意売却は不動産業の中でも、最もキャリアが必要な部門!

任意売却の対象者とは

殆どのひとが任意売却を知らないまま諦めている

競売を取り下げた人は2010年度(1都4県/任意売却24h本部 集計)でたったの15%程度です。
約85%の人は任意売却を知らないまま諦めている?!または、不審なDMや督促通知におびえ不信感でいっぱいで任意売却へ踏み出せないというのが現状です。
まだまだ任意売却の潜在需要は高い状態です。

競売のデメリットVS任意売却のメリット

競売と任意売却で結果が大きく変わります。

競売のデメリット 比較内容 任意売却のメリット
一般的に転売目的での不動産業者が入札参加するケースが多く、市場価格に比べかなり低額で落札(自宅処分)され多額の残債が残ってしまう。 1.売却価格 一般市場(購入者は銀行融資も可能で安心取引)での売却なので、市場価格又は相場に近い価格で売買が可能。よって最大限残債を少なくすることが可能。
競売後の残債について強行に支払いを迫られる場合がある(給料差押えの可能性も)ご自身で債権者と交渉しなければなりません。 2.残債 債権者との相談の上、無理のない額での分割返済が可能。
落札後、早期立退きを迫られる。速やかに明け渡しを行わないと不法占拠者として強制執行される。 3.明渡 買主や債権者との打合せにより、引越し時期や条件等ある程度柔軟に要望を聞いてもらいやすい。
競売物件として自宅が競売にかけられていることを世間に知られてしまう。(新聞・インターネット・競売情報誌等)
競売業者が訪問したり近所への占有状況を尋ね回ったり。
4.プライバシー 初期段階なら誰にも知られず売却することも可能。又競売でなく通常の住み替えとしての販売活動が行える。家族のプライバシーも守りやすい。
"競売"にかかったという負い目から、近所の目を気にする日々、落ち着かない暮らしになってしまうことも。 5.他人からの
干渉
一般の売買として引っ越すので、慣れ親しんだ地域内でも住みやすい。又、状況次第では引越しすることなく、そのまま住み続ける方法もある(リースバック)
基本的に立退料や引越代の請求はできない。立退き日等においてトラブル発生も。(落札者は裁判所に引渡命令・強制執行の申立が行えるため) 6.諸費用 売主として持ち出し負担の費用は一切無く、債権者との調整次第で、売却代金の中から一部を引越代金や住替え資金(現金)として配分できる。又税金、管理費・修繕積立金(マンションの場合)
強制的に退去させられた(取られた)という精神的ダメージが残り、先行き不安。 7.精神面 強制退去とは異なり、自主(自分の意思)売買での引渡しなので、計画的に且つ前向きに新生活のスタートができる。
債務者・債権者との間での最終手段。物別れの結果とも言え債務者への配慮は基本的にありません。最終清算型。 8.手段 債務者・債権者共にメリットが多く有効な手段なので話し合いによる円満回越方法の1つと言える。債務者再建型。